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2018年4月、愛知大学はさらに充実します。
  • 文学部 心理学科
  • 国際コミュニケーション学部 国際教養学科
  • 地域政策学科 食農環境コース
文学部 心理学科 2018年4月、新設
豊富な実験・実践を通して人間行動の不思議に迫る。
心理学とは、人の行動を科学の目で分析し、それを実践に活かすための理論であり技術です。この専攻では、心理学上の理論を学ぶとともに、さまざまな実験・実践などを通して人間行動の謎を解き明かします。基礎を身につけたあとは「認知心理学」「行動心理学」「発達・教育心理学」「臨床心理学」「比較心理学」「産業・健康心理学」といった領域に分かれ、専門性を深めます。
心理学科

心理学科 カリキュラム

心理学科 カリキュラム

専門教育科目ピックアップ

文学部 教授 鎌倉 利光
発達心理学
生涯にわたって発達する人間の心理とは。

文学部 教授 鎌倉 利光

かつて人間の成長は、青年期にピークを迎えその後は老化していくと考えられていました。しかし、その後、「人間は一生涯発達し続ける」と考え、乳幼児期から老年期までの各年齢段階の発達課題を想定したのが、エリクソンの心理社会的発達理論です。発達心理学では、人間の生涯にわたる心身の発達の諸相と共に、その発達に影響する諸要因の寄与率を解き明かします。とりわけ人間の発達における遺伝と環境的要因の寄与率の解明は、重要なテーマの一つです。近年の研究では、たとえば、青年期における人間のパーソナリティに関して、環境的要因の影響だけでなく、遺伝的要因の影響も無視できないことが解明されています。授業ではエリクソンやピアジェ等の理論を中心に、各年齢段階における心身の発達について主に学びます。発達心理学は学校教育にも深く関わる学問であり、この授業は教職課程の選択必修科目となっています。

心理学科 トピックス

人間のこころに迫る教育と実践。
公認心理師について


公認心理師とは、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、(1)心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析、(2)心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助、(3)心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助、(4)心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供を業とする者をいいます。2015年9月に公認心理師に関わる国家資格法案が成立しました。これまで臨床心理士の有資格者を多数輩出している本学文学部心理学コースでも、本国家資格の大学院受験資格を得るために学部教育カリキュラム環境を整えています。今後教育、福祉、医療、企業等の現場で活躍でき、実践に強いこころの専門家養成に力を入れていきます。
公認心理師の資格取得方法
国際コミュニケーション学部 国際教養学科 2018年4月、比較文化学科から国際教養学科に名称変更
「異文化理解を通して国際コミュニケーション能力を習得し、自国文化についての知見をもちながら、国際的な場で活躍できる人材」を養成する国際教養学科
愛知大学設立趣意書にいう「国際的教養と視野をもった人材の育成」という建学の精神を具現化するため、一貫して今日の「多文化状況」のなかで「国際社会において文化の側面に強みを持って活動ができる人材」の育成に取り組んできました。そこで、比較文化学科は、「異文化理解を通して国際コミュニケーション能力を習得し、自国文化についての知見をもちながら、国際的な場で活躍できる人材」を養成するという社会的要請に応えた本学科の教育研究上の目的を、「多文化状況」に対応した学際的カリキュラムを特徴とする学科の実像を明確に示しつつ、社会に対して学科の理念・目的を適切にアピールするためには、名称として「国際教養」を用いることがより相応しいと考えました。 国際コミュニケーション学部国際教養学科(変更後の名称)は、同学部比較文化学科(変更前の名称)と変わることなく、異文化理解を通して身に付けた教養、自国文化についての知見、さらにそれらに裏打ちされた国際コミュニケーション能力を備え、国際的な場で活躍できる、「国際的教養と視野」をもった人材を養成することをめざします。

自らの知的関心・興味や将来の専門的活動分野等に応じて、2年次に選択する3つのコースと、3つの専門理論研究領野を柱として、専門知識の系統的な修得をめざします。 また、所属するコース以外の科目も単位修得ができ、幅広い学びが可能です。
コース
国際教養学科
地域政策学部 地域政策学科 食農環境コース 2018年4月、新設
人が生き、地域が活きるために欠かせない3つのこと。
2018年4月、地域政策学部5コース(公共政策、地域産業、まちづくり、地域文化、健康・スポーツ)に加え新たに食農環境コースを新設します。食農環境コースではその名が示す通り、「食(消費)」と「農(生産)」と「環境(社会・自然)」を一体のものとして学び、活力ある地域づくりに役立てる方法を考えます。食料・食品の消費は人間生活の基盤であり、それは農業・水産業をはじめとする生産・加工・流通によって支えられています。これらは、法制度や国際経済などの社会システム、農地や水資源といった自然環境の中で営まれています。本コースでは理系の学びも取り入れて食・農・環境の基礎を理解し、これら三者の矛盾ない関係について考えを深めます。加えて学部共通の科目群や他コース科目も幅広く学び、本コースで得た知見を地域課題の発見と解決に活かす力を養います。卒業後の進路は、地域政策学部の強みである公務員や金融業に加え、農業・水産業に関わる企業・団体、農業・水産業従事者、食品や飲料の製造・流通・サービスに関わる企業など、幅広い分野が想定されます。
日本一の農業地帯でフィールド学習
本学部がある東三河地域と隣接する遠州地域は日本一の農業生産地帯です。この立地を活かし、現場で学ぶ科目を充実させています。2年次の「食農環境演習Ⅰ」では、①農作業、②食品加工、③環境保全活動、④有機栽培や植物工場などの先進事例を体験学習。3年次の「食農環境演習Ⅱ」では上記①~④から一つを選んで集中的に研修を行うことで、就職後も役立つ知識とスキルを養います。
※2015年度市町村別農業産出額推計順位(生産農業所得統計:農林水産省)に、田原市(全国1位)、浜松市(同7位)、豊橋市(同10位)の3市がランクインした。
理系学生の関心にも応える科目群
21世紀の重要課題である生命・食料・環境といったテーマを追究するには、人文・社 会科学(文系)と自然科学(理系)の両面にまたがる学際的アプローチが必要です。 このため食農環境コースでは、理系学生の参加を歓迎し、その関心に応える科目を 多数開講します。入試では、「センター試験利用入試」と「センタープラス方式入試」 において、「数学」と「理科」等理系の受験生の強みを活かせる制度を整えています。
コース科目イメージ
食農環境コース科目一覧

ピックアップ

地域政策学部 教授 功刀 由紀子
食品安全政策論
食品安全政策の先駆性から公共政策の未来像を探る。

地域政策学部 教授 功刀 由紀子

食品貿易のグローバル化により、私たちの食卓には世界中で生産された食品が並ぶようになりました。同時に、食品の安全性も国際的な問題へと拡大しています。とりわけ1990年代にイギリスに端を発した牛のBSE感染は、輸出された餌を介して世界中の牛に広まり世界の食卓に大きな打撃を与えました。今や食品の安全性確保は、重要な政治課題の一つです。国際的政府間機関であるCodex委員会が国際食品規格の策定や助言・指導など食品の安全確保に取り組んでおり、日本でも内閣府の食品安全委員会が、科学的知見に基づいた食品のリスク評価を行っています。授業では国内外の事例を挙げながら、食品の安全を確保するための政策や組織・行政の取り組みについて学びます。食品安全政策は、生産者よりも消費者の立場を重視するという点で非常に先進的な政策であり、他の公共政策の将来像を考える上でも重要な示唆に富んでいます。

◆想定される専門演習(ゼミナール)主なテーマ
・ 消費者から見た食と農~安全を切り口とした食、農におけるリスクガバナンス~
・ 農山漁村の暮らしと農業を、体験を通して見つめる
・ 食農とまちづくり
・ 農産物による地域ブランド化戦略

◆想定される卒業研究 主なテーマ
・ 輸入食品の安全性に関するリスクコミュニケーション
・ 食品ロスとフードバンク
・ 棚田保全活動に関する研究
・ 東三河における農業後継者問題
・ 学校給食にみる地産地消の研究
・ 地域農業の発展とJAの役割