愛知大学 現プロだより2018

~現代中国学部 現地プログラム 学生・教員からの近況報告~
マレーシア・南方大学学院からのたより

5月のたより

学生からのたより

◆ジョホールバル市内の交通事情
ジョホールバルの交通事情は名古屋とは大きく異なり、車社会である。市内はバスが走っているが本数、時間ともに限られており不便であるし、徒歩で出かけるということもほぼない。公共交通機関が極めて少ないため、大学への通学は車が当たり前である。
道路の車両通行帯はだいたい2つ以上あり、歩道がある場所はとても少ない。また日本と比べ、信号機がほとんどなくスピードが出しやすいため、一般道でも高速道路のように感じられる。しかし一方で交通渋滞がとても起こりやすく、特にシンガポールとジョホールバルとをつなぐ道路は通勤帰宅の時間である朝夕に毎日といいほど長い渋滞が起こる。
公共交通機関がないという環境は日本にいた頃には体験したことがなかったため、不便に感じることがあった。しかしマレーシアでは民間タクシー配車アプリのGrabが発達しており、日本よりとても安い値段でタクシーを利用できるため、使いこなせるようになると日本人学生だけでも様々な場所へ出かけられるようになった。現地での生活も2ヵ月余りが過ぎ、最近ではこの環境に慣れてきたように思う。


広報委員 加藤真央

◆活力校園
4月27日(金)、私たちが留学している南方大学学院では「活力校園」という新入生を歓迎する催し物が夜に行われた。私たちは日本の大学からのゲストとして参加した。AKBメドレー、R.Y.U.S.E.I.といった日本のポピュラーなダンスに加え、ソーラン節を披露した。どのダンスも留学前から練習を始めており、本番では観客も一緒になって場を盛り上げてくれた。
全員黒のズボンに白のTシャツで揃え、ソーラン節ではそれぞれ赤、青、ピンクの法被を着て今までの練習の成果をだしきった。
特にソーラン節は限られた時間の中で、語学パートナーと一緒に慣れない中国語を使いながら何度も練習を重ねたので、一番思い入れ深いものとなった。


広報委員 高部怜美

4月のたより

学生からのたより

◆マレーシア料理
マレーシアに来て初めて食べた料理がたくさんある。その中で私が最も好きなマレーシア料理を紹介したい。それは、ナシレマだ。ナシレマとは、「ナシ」は米、「レマ」はココナッツミルクの意味を持ち、ココナッツミルクで炊いたご飯のことである。そこに、きゅうり、揚げた魚、卵、ピーナッツが添えられていて、サンバルソース(真っ赤な辛味のソース)をたっぷりかけて食べるのが基本である。お店によってさまざまで、バラエティー豊かである。ほっぺたが落ちるぐらい美味しく、日本人の口にも合う料理だと感じた。現地の人に作り方を教わったので、日本でも作ってみようと思う。


◆教学実践活動
4月20、21日の2日間、マラッカで教学実践活動を行った。初日は、スタダイス博物館やババ・ニョニャ博物館を見学した。欧米や中国から伝来した様々な骨董品、技術、文化について学ぶことができた。夜には、地元で有名なジョンカーストリートの夜市に行きマラッカの賑わいを肌で感じることができた。2日目は、現地の培風中学(中華系の学校)を訪問した。生徒たちに中国語を使って日本のことを紹介したり、クイズを出したり、いろんな質問をした。とても緊張したが、同行してくれた語学パートナーの助けを借りて何とかうまくコミュニケーションをとることができた。新たな発見をすることができ、とても嬉しく感じた。これからもっと中国語を使って、流暢に話せるようになりたいと思った。


広報委員 横山京佳

◆ジョホール市内のショップ
大学内にはいくつか学食があるが、週末になると定休日となるため外食やデリバリー、自炊をすることになる。私たちの生活しているジョホールバル郊外の住宅街は公共交通機関があまりないので、語学パートナーの自家用車かGrabと呼ばれるタクシー配車アプリを用いて行動し、様々な場所へ出かけている。大学から車で数分の場所には多くの飲食店が軒を連ねるエリアがあり、マレー料理や中華料理、インド料理といった多種多様な文化の食事を楽しむことができる。
少し離れた場所には大型ショッピングモールもいくつかあり、市内にはAEONが4カ所ある。ショッピングモール内は日本とほとんど変わらず、ユニクロやH&M、ダイソー、SUBWAY、Baskin-Robbins Ice、KFCといった馴染みのある店舗も入っている。日本製の輸入商品も食品、調味料、雑貨など売られているが、値段が少し日本より高くなっている。


広報委員 加藤真央

3月のたより

学生からのたより

◆気候について
マレーシアは日本のように四季が存在せず、一年中24℃~30℃程度の、真夏のような気候をしている。湿度も高く、蒸すような暑さは飛行機を降りた瞬間から感じることができた。しかし、樹木がたくさん植えられているせいか、日本で想像するような暑さとは違って割と快適に生活することができる。基本的に晴れの日が多いが、時折雷を伴った激しい雨が降る。日本とは比較にならない大きな雷がいくつも落ちて、現地の気候になれていない日本人学生たちは悲鳴をあげていた。しかし、それらは通り雨のようにあっという間に過ぎてしまうので、10分後くらいにはいつも澄んだ青空が広がる。緯度が異なるせいか太陽の軌道も日本のものとは違い、朝夕がとても短いような印象を受けた。


◆マレーシアの伝統文化について
3月11日(日)日本人学生全員でジョホールバル(以下JB)市内見学に行った。同行してくれた語学パートナーたちも居て、大人数でJB市内の随所を訪ねた。マレーシア文化体験ビレッジで、バティックの色付けを体験した。バティックとはマレーシアの伝統的なろうけつ染めの一種で、熱で溶かした蝋と松ヤニを垂らして模様の輪郭を描き、その後に水彩筆で彩色する。現地の方が説明する際に手本を見せてくれたが、水の量を上手く調節して見事なグラデーションを作ってみせてくれた。一見すると簡単そうだったがこれが意外と難しく、苦心している学生が結構いた。完成した作品はお土産として持ち帰ることができるので、さっそくマレーシア土産が一つできた。


◆マレーシア内の宗教建築について
同日のJB市内見学で様々な観光場所を訪れた。マレーシアにはイスラーム系のモスクや中国系の寺院、ヒンドゥー寺院など様々な宗教の建築物が各地に点在している。中でもヒンドゥー寺院では、寺に入る前に靴を脱いで足を洗う、短パンやミニスカートを履いている人はパレオのような大きな布で腰巻きをしなければならないなど日本の寺社とはまた違ったマナーがあった。内装もヒンドゥー教神話に基づいたカラフルな壁画などがあり、独特の空気を纏っていた。


広報委員 小坂井捺那